ジュリアン有生の「徒然なるページ」

第10回  「後ろ盾」

今日、ジュリアンはダーリンと一緒にお洋服や買い置き用の食品などを買って1日中一緒にいました。
実は、今日11月23日はジュリアン夫婦にとって結婚記念日なのです。
最近ダーリンは忙しくてお休みが取れなかったので、今日のような日はホントに久しぶりでした。
ジュリアンは今後の占いのお仕事の事、家庭内の事等いつもダーリンに相談して決めています。っていうか、自分だけで決めないようにしています。それは、やはりジュリアンの心の中でダーリンは自分の後ろ盾だと思っているからだと思います。
 ジュリアンは子供の頃、なかなかお友達が作れませんでした。で、いつも兄に連れられ、兄と兄の友人の側にちょこんといるような子でした。ジュリアンはいつも兄に守られてきました。よくいじめられていたジュリアンはいつも兄にかばって貰っていました。例えば、近所の子供達数人で鬼ごっこをしたら、ジャンケンもせずいつもジュリアンが鬼で、捕まえても、タッチしても、ずーっとジュリアンは鬼をやらされるのです。まだ幼稚園児なのに・・・ジュリアンを鬼に決定するのは2〜3歳年上の子達。そしてその鬼ごっこはやめる事を許してもらえないのです。日が暮れてきてジュリアンがついに泣き出す頃、兄が塾から帰ってきて「俺が代わってやるよ」と言ってジュリアンを助けてくれるのです。ジュリアンをいじめてた子達は「いいな〜、やさしいお兄ちゃんがいて!」等とよく言ってたもんです。
 そんなジュリアンが大人になって、子供の頃のような形ではなくても、やはりジュリアンは兄に守られていたと思うのです。どんな時だってジュリアンのためなら兄はひと肌もふた肌も脱いでくれました。兄はジュリアンの「後ろ盾」だったのです。
そんな兄が、もうジュリアンに最近構わなくなりました。ジュリアンはとってもさびしく思うのですが、そう、ジュリアンの「後ろ盾」は、もう兄ではないのです。兄は、1年前の結婚式の日でジュリアンの「後ろ盾」を卒業し、ダーリンにバトンタッチしたのです。今、ダーリンは兄に負けず劣らず、ジュリアンを守らなければと一生懸命頑張ってくれている事が、ジュリアンにはよく感じ取れる。
ありがとう!ダーリン!!
 ジュリアンは、『女性は何をしたって男性にはかなわない』と本気で思っている。この意見には賛否両論あると思うが、そう思って男性と寄り添っていく方が女性にとっては幸せになりやすいのではないだろうか・・・
『私、あなたにはかなわないわ』と思っていると自然と態度にも出るし、旦那様もそういう妻の気持ちを感じ取ると思う。すると、自然と『俺がしっかりしなければ!』という自覚が生まれてくるのではないでしょうか。
「私が大黒柱みたい」と感じている奥様、あなたの中にある『私がやらなくちゃ』『私がしっかりしなくちゃ』という気持ち、暫く押入れにでもしまってみてはいかがですか?


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